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◎野菜価格安定制度
野菜の生産は気象の影響を受けやすい作物で、その年の天候によって豊作
になったり不作になったりします。また、作付面積の増減や輸入の影響も
あり、価格の変動が大きくなっています。
そこで、主要な野菜の価格が著しく値下がりした場合に、生産者に価格差
補給金を交付することなどにより、主な野菜産地における生産と消費地域
に対する出荷の安定を図るため、野菜価格安定制度が設けられています。
この制度は、野菜産地などの内、指定等を受けた地域で生産される野菜の
生産者が拠出した負担金とともに、国や県の補助金を合わせて資金を造成
します。これを財源として、野菜の販売価格が一定の水準以下に低下した
場合に、この資金を取り崩し、その差額を補給金として交付し、生産者の
皆様の生産に対する影響を緩和するものです。
〇特定野菜等供給産地育成価格差補給事業
指定野菜に準ずる野菜として位置づけられる特定野菜(35品目)及び都道府
県知事が選定した対象産地で生産された指定野菜の価格が著しく低落した場
合に、野菜農家の経営に及ぼす影響を緩和し、次期作の確保を図るため、生
産者に対して価格差補給金を交付する事業です。
○地域野菜価格安定対策事業
野菜指定産地の区域内で生産される当該品目及び特定野菜等供給産地育成価
格差補給事業対象産地内で生産されている当該品目以外の地域的野菜を対象
とした香川県独自の野菜価格安定対策事業です。
○契約野菜安定供給事業
指定野菜・特定野菜の契約取引を推進するための事業です。
○指定野菜価格安定対策事業
対象野菜(14品目)の価格が著しく低落した場合、野菜経営に及ぼす影響を
緩和するため、生産者、県及び国があらかじめ積み立てた資金を財源として
生産者に対して補給金を交付する事業です。
◎果樹経営支援対策事業
優良品目・品種への転換、園地整備、労働力の確保など前向きな取組を行う担い
手や産地を支援する事業です。
○整備事業(生産基盤の改善)
◇優良品目・品種への改植・新植・高接
◇小規模園地整備(園内道の整備、傾斜の緩和、土壌土層改良、
排水路の整備)、用水・かん水設備の整備等
◇放任園地発生防止対策
○推進事業(生産構造の改革)
◇労働力調整システムの構築
◇果実供給力維持対策・園地情報システムの構築
◇大苗育苗ほの設置
◇省力技術活用等による生産技術体系構築
◇販路開拓ブランド化の推進強化
◇輸出用果実の生産・流通体系の実証
◇産地の構造改革・生産基盤強化等検討会
◎果樹未収益期間支援事業
果樹経営支援事業を活用して優良品目・品種への改植等を行った担い手に対して
改植後の未収益期間(5年間)のうち、改植初年度を除いた4年間の果樹の育成
経費の一部を定額で支援する事業です。
補助金単価 5.5万円/10a×改植等の翌年から4年分 = 22万円/10a
◎果樹特別事業
協会独自の事業で本県果樹産地の振興に必要な施設等の整備を支援する事業
です。(国、県の補助事業の対象とならない案件を対象)
◎生産者と消費者を結ぶ生産消費情報をホームページを通じて提供する。